カテゴリー別アーカイブ: 人文社会科学

「未来の年表」

こんばんは、行政書士の桑田です。
事務所を新宿区から東京都調布市に移転いたしました。

最近の関心テーマの一つは、「地方創生」です。
「地方創生とは、すなわち人口減少問題である」―これは、今年3月に受講した椎川忍先生(一般財団法人地域活性化センター理事長)の講演会で、印象に残っている言葉です。

今年講談社現代新書として出版された「未来の年表」は、副題が「人口減少日本でこれから起きること」となっています。
もはや避けられない日本の人口減少は、日常生活ではなかなかピンと来ませんが、この本では1年ごとの人口減少の影響について、衝撃的な予想が詳しく述べられています。

心胆寒からしめる日本の将来予想ですが、この本では提案もなされています。
なかでも、「セカンド市民制度をつくる」という提案が良かったです。
「移住」まではできなくても、その土地のファンを「セカンド住民」として住民登録し、「二地域居住」を推進するというものです。
ICTの活用で、滞在時間に応じて住民税を課すことまで提案しています。

久しぶりに、繰り返し読んでしまう本を買いました。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」河合雅司、講談社現代新書、2017、¥760

さらに介護実務を調べています。

行政書士の桑田です。
今月、久しぶりに都庁第一本庁舎の「くまざわ書店」に行ってみました。
ところが庁舎内が工事中で、1階と2階にあったくまざわ書店は、1階のみの営業になってしまいました。

当然、地方自治に関する本の在庫も縮小です。かつて三省堂書店だった頃、三省堂書店のサイトに書かれてあった「(都庁のお店は)地方自治に関する本なら日本一の品揃えです」と書かれていて、納得していたのですが、ちょっと寂しいです。

昨年買ったのが「介護支援専門員養成研修教本」という本でした。
要介護認定のための調査について、調べているためです。
(今は縮小したとはいえ)この書店では、「全社協」や「東京都福祉保健財団」発行の本など、他の書店ではあまりお目にかかれない福祉の本も置いてありますので、一度訪ねてみることもお勧めです。

「介護支援専門員養成研修教本 基礎編 五訂版」公益財団法人東京都福祉保健財団 2015 588p ¥2800

介護実務を調べる必要が出てきました。

このブログは、「ロリポップ」というレンタルサーバーを借りて運営していますが、契約更新が6か月ごとなので、すぐに更新時期の通知が送られてきます。更新時期の通知を見て、書くことを思い出す始末……なんとももったいない話しです。

ことし、介護実務について調べる必要が出てきましたので、まず「新人ケアマネージャーの現場サポートブック」という本を買ってみました。

相談を受けるためにまず必要な情報は「業務の流れ」だと思っています。
この本にはケアマネージャーとしての仕事の流れ・相談の受け方から、書類の書き方・モニタリングまで、基本的なことがらが書かれています。
しかも「ケアマネージャー」、つまり介護支援専門員の試験に合格した人向けなので、内容も本格的です。

ところで、2016年11月に、外国人の介護人材受け入れに関する法改正が成立しました。
日本の専門学校・大学での「介護福祉士」養成課程を経て介護福祉士となった留学生に「介護ビザ」を許可するという制度と、「技能実習生」として外国から直接介護人材を招く、という2とおりの制度改正です。

このうち、技能実習の枠組みで外国人を招くことができるという制度については、その日本語能力に関して心配する声が多いと感じています。
個人的にも、「介護技能実習生の入国時に、日本語能力N4」(5段階の下から2番目)で入国を認めてしまうのは、明らかに不足だと思います。
この本を読んであらためて思ったのですが、介護業務では「書類作成の量がとても多い」という理由です。
介護の技能実習生受け入れ先の負担がますます増えるのではないかという気がします。

「新人ケアマネージャーの現場サポートブック」鈴木四季編著 ナツメ社 2015 ¥1800

「大学の教務Q&A」

留学生支援という理由で、大学業界にも関心を持っています。もっとも業界の中にいるわけではないので、基本的な用語さえもなかなか理解できませんでした。
例えば、大学の先生の経歴にある「Ph., D.」のことを「ペーハーデー」と読んでみたり。(ペーハーって、高校の時に習った水素イオン濃度。)

「大学の教務Q&A」は、大学教職員向けに、大学の入学・学籍・授業から単位・卒業まで、教務の基本をQ&A形式でまとめた本です。
Q&Aだけではなく、コラムで執筆された方の経験や熱意も感じることができますし、用語集まであるので(自分のような業界以外の立場にいても)勉強になります。

蛇足ですが、自分なりの「好感を持つ大学」としましては「生涯学習の充実」や「大学出版部が良い本を出している」という基準も含まれます。玉川大学出版部は「教育関係でいい本を出しているな」と個人的には評価高いです。

「大学の教務Q&A」中井俊樹・上西浩司編 玉川大学出版部 2012 ¥1500