月別アーカイブ: 2015年4月

「大学の教務Q&A」

留学生支援という理由で、大学業界にも関心を持っています。もっとも業界の中にいるわけではないので、基本的な用語さえもなかなか理解できませんでした。
例えば、大学の先生の経歴にある「Ph., D.」のことを「ペーハーデー」と読んでみたり。(ペーハーって、高校の時に習った水素イオン濃度。)

「大学の教務Q&A」は、大学教職員向けに、大学の入学・学籍・授業から単位・卒業まで、教務の基本をQ&A形式でまとめた本です。
Q&Aだけではなく、コラムで執筆された方の経験や熱意も感じることができますし、用語集まであるので(自分のような業界以外の立場にいても)勉強になります。

蛇足ですが、自分なりの「好感を持つ大学」としましては「生涯学習の充実」や「大学出版部が良い本を出している」という基準も含まれます。玉川大学出版部は「教育関係でいい本を出しているな」と個人的には評価高いです。

「大学の教務Q&A」中井俊樹・上西浩司編 玉川大学出版部 2012 ¥1500

模範小六法

再開の宣言をしておきながら「記事の再掲」とは、手抜きで腰砕けです。そうならないように。

「六法」(法令集)は、三省堂の「模範小六法」平成27年版を買いました。
愛用していた岩波書店の「セレクト六法」は発売中止となり、小型六法(有斐閣のポケット六法など)は全然小型じゃありません。
憲法などの基本法に、参照条文の記載は必須ですが、判例要旨はほとんど読みません。それでも模範小六法を買ったのは「行政書士法」が載っていたからです。

とはいいましても、最近は経営・会計の勉強に追われ、模範小六法も薄くほこりをかぶる始末……。
でも、経営・会計の勉強を進めると、やはり会社法について調べる必要が出てきます。

「模範小六法」平成27年版 三省堂 ¥2600

入管業務の本

東京は桜も満開です。4月ということで、新しく行政書士に登録した方も多いことでしょう。
ここでは、入管業務(入国管理局への手続業務)に関する書籍紹介を再掲します。

(注意)「出入国管理及び難民認定法」及び関連省令は、改正法が平成27年(2015年)4月1日に施行されています。
平成24年7月以来の、かなり大きな改正となっていますので、下記入門書も近いうちに改訂版が出る可能性があります。

1,入門書:次のうちどちらか
「はじめての入管法」黒木忠正 日本加除出版 2012改訂 ¥2520
「よくわかる入管法」山田鐐一・黒木忠正 有斐閣 2012第3版 ¥2310

査証・在留資格・在留カードなど、基本的なことを一通り知ることができます。「相談を受ける可能性」があるだけで必読です。(どちらか1冊で良いです。)

2,基本書
「詳説 入管法の実務」山脇康嗣 新日本法規 2010 ¥6200

各在留資格について詳述されているだけでなく、入管業務を行う上での注意点・心構えまで書かれています。入管業務を行う行政書士は必読です。
(追記)2015年4月現在、版元品切れで、電子書籍のみ注文ができるそうです。詳しくは「新日本法規」のサイトへ。

3,法令集
「出入国管理実務六法」日本加除出版 平成26年版は¥5565

以前紹介しましたが、常に法令を確認するために欠かせません。(とはいいましても実際には重いので、要するにスマートフォンやタブレットなどでも、常に入管法令の条文を確認できれば良いわけです。)
(追記)個人的には、2016年版が待たれるところです。

専門書情報発信サイト

こんばんは、行政書士の桑田です。

「コスモポリタンロイヤーズ」は、グローバルな活動を目指す行政書士のための勉強会です。
現在勉強会は充電中ですが、このサイトでは主宰者による情報発信を行います。

もともと行政書士事務所のサイトに「ブックシェルフ100」という、行政書士向けの専門書紹介のページを作っていました。
と申しますのも、世の中に優れた書評はたくさんありますが、業務関連の書籍を紹介するサイトはあまりないような気がしたためです。
「ブックシェルフ100」では、平成16年から専門書を百数十冊ほど紹介しました。

専門書紹介のブログを再開しようと思ったのは、
*優れた書評は数多くあり、自分の文章は足下にも及びませんが、文学の書評は多くても「専門分野の本の紹介」はあまりないと思われること
*大型書店が身近にあるという環境にいる者として、なかなか書店に出向く機会のない皆さんの役に立てれば、と思ったこと
という動機です。

このサイトでは、行政書士業務、経営・会計、そのほか個人的に興味をもった分野について書いてみたいと思います。
専門書情報が中心ですが、書籍にこだわらず情報発信をしたいと思います。
皆さんの業務に、また知的好奇心を満たすための一助として、お役に立てば幸いです。

平成27年4月2日、6月21日
 行政書士桑田優