自然科学の本

 

2013-10-20 「建築をつくる。人をつくる。」
f:id:kuwata3:20130920231252j:image

もう一冊、建築に関する本です。
日本・世界の災害地に提供する住宅を設計・建築することで災害復興を行う建築家の本です。

災害が起きた直後の「命の確保」「衣・食の確保」そして「住の確保」なくしては復興にさえ進めない、ということだろうと思います。

こちらはまだ全部は読んでいませんが、先に紹介した「地域社会圏主義」と同様、建築を通して社会を変えていく専門家の姿勢に感動します。

「Voluntary Architect’s Network 建築をつくる。人をつくる。―ルワンダからハイチへ」坂 茂+慶應義塾大学SFC坂茂研究室 INAX出版 2010 ¥2500

(行政書士桑田優)

2013-10-20 「地域社会圏主義」

建築に興味を持っていますが、建築の本といえば、カリスマ建築家というイメージがありまして、あまり読む機会もありませんでした。

ところが最近買った「地域社会圏主義」という本、2日間で一気に読んでしまいました。
この本は、建築=住宅を通じて、日本の住宅政策、そして日本人の「暮らし」を変える可能性を持つ「地域社会圏」という考え方を提案しています。
背景には、近年の急速な少子高齢化、若い世代の暮らしと意識の変化、いろいろな要因があると思います。

具体的には、プレハブのユニットを組み合わせて、個人の空間を確保しながら、より一層隣近所・コミュニティに開かれた空間も持つ集合住宅…って一言で説明するのはなかなか困難です。

ユニットを集めた建築物、で思い出したのが、建築の「メタボリズム」と「中銀カプセルタワービル」です。隣近所に開かれた空間で思い出したのは、日本家屋の「縁」(縁側という言葉ありますよね)でしょうか。

あと、すごいと思ったのは、提案するだけでなく大学の研究室や建築家・学者と議論を重ね、実際に模型を作ってしまうところです。本自体も、イラストを多用して「考え方」をわかりやすく説明しています。

「地域社会圏主義」山本理顕 INAX出版 2012 ¥2300

(行政書士桑田優)

2013-09-20 「リハビリテーションビジュアルブック」

f:id:kuwata3:20130920230908j:image:w360
こんばんは、行政書士桑田優です。

医学の専門書って本当に高い…のですが、ここ4~5年、専門書である割には高くない参考書が出るようになって、助かります。

この本は「高次脳機能障害」のリハビリテーションについて調べるために買いました。 ひとつのテーマにつき、4ページ程度で簡潔に説明していますが、十分専門的です。

と、偉そうに紹介していますが、ぼく自身リハビリテーションの専門家である「理学療法士」と「作業療法士」の区別がつきません。
「国際福祉機器展」で、理学療法士会のブースで高次脳機能障害のリハビリテーションについて質問したら、「作業療法士のブースで聞いて下さい」と言われました。

それはさておき、行政書士として成年後見に関わる場合には脳血管障害などの「疾患に対するリハビリ」、また寝返り・起き上がり・立ち上がりなどのADLに関わるリハビリの記述が参考になります。

交通事故相談業務であれば、脊髄損傷などの項目が参考になるでしょう。 これらの相談対応のスキル0を上げるためにも、この本はお勧めです。

「リハビリテーションビジュアルブック」 落合慈之監修・稲川利光編集 学研マーケティング発売 2012 ¥3000

2013-04-13 科学技術週間
毎年4月の「科学技術週間」では、国立(といいますか独立行政法人といいますか)の研究所が一般公開されます。
今年(平成25年)は4月15日から4月21日とのことです。

昨年、つくば研究学園都市での一般公開に初めて足を運び、「森林総合研究所」と「動物衛生研究所」の2か所を回りました。

動物衛生研究所に行ったのは、口蹄疫のことを知りたかったからです。
口蹄疫や鳥インフルエンザなど、動物衛生に関するかなり詳しい展示がされていて、研究員の皆さんから直接説明を受けることができます。かなり詳しく教えていただきました。

見学者は家族連れが多く、おじさん一人というのは場違いでしたが、研究員の皆さんも、子供さんの相手ばかりでなく「専門分野を聞きたおすおじさん」がいて(自分のこと)、退屈しなかったのではないかなと勝手に思っています。

動物衛生研究所でアンケートに答えたあともらった景品は、口蹄疫ウイルスのペーパークラフトでした。ちょっとシュールです。

今年の一般公開は19日と20日に集中しているようですが、「科学技術週間」のサイトの「お知らせ」欄にある「つくばの研究機関一般公開」のページを開くと、ガイドブックがダウンロードできます。

2013-03-20

薬事法・薬剤師法解説Add Star

f:id:kuwata3:20130309161900j:image

薬事法が関係する許可申請は、医薬品の製造のみならず、医薬品の販売・医療器具・化粧品にいたるまで、広範囲にわたります。
そして、薬事法に関する許可・届出も、厚生労働大臣や都道府県知事に行うものであるので、行政書士の業務となります。

この本は、薬事法及び関係法令のコンメンタール(条文の解説書)です。また、GMP(製造管理及び品質管理の基準省令)など重要省令も収録されています。
薬事関係の相談を受ける行政書士には必須の本といえるでしょう。

なお、ぼくが買ったのは平成14年の薬事法大改正を踏まえた第15版ですが、2013年3月現在では第23版となっています。

「薬事法・薬剤師法 毒物及び劇物取締法解説」薬事日報社 ¥3800

2013-03-17

よくわかる最新通信の基本としくみAdd Star

毎日使っているものでも、そのしくみは実はほとんど知らなかった、というものはよくありますよね。その最たるものはパソコンでしょうか。

パソコンと切っても切れない「通信」について興味を持ったので、この本を買ってみました。
ブロードバンド通信のことや、携帯電話のことまで書いてあり、興味深いものでした。

もっとも、ICT(情報通信技術)は進歩が速いので、本の内容もすぐ古くなってしまうかも知れません。

「よくわかる最新通信の基本としくみ 第3版」谷口功著 秀和システム 2011 ¥1470

2013-03-09

「現場がわかる! 電気工事入門」Add Star

f:id:kuwata3:20130309162953j:image

むかしから、いろいろな専門分野に興味を持って、買い集めた本を眺めてきました。

最近、興味分野の傾向が変わって来たような気がします。
以前は、法律以外の分野では「福祉や心理」に強い関心を持っていました。もちろん今でも持っています。

ところが震災をきっかけに、より実践的な分野への関心を持つようになりました。
電気への関心を持つようになったのは、節電→発電→電気 という流れです。

この本は、かわいいイラストにつられて買ったのですが、電気工事の現場が本当にわかりやすく書かれていて、とても興味深いものです。
おかげで電柱やマンション(の電気系統)を見る目が変わりました。

それにしても、この本の表紙には「電太(主人公の名前)と学ぶ初歩の初歩」とあります。これだけ専門的な内容で「初歩の初歩」ですからすごいです。

「現場がわかる!  電気工事入門」電気と工事編集部 編 オーム社 2011 ¥1500

2013-02-23

トコトンやさしい水処理の本Add Star

ここ2~3年、自然科学にも興味を持つようになって、さまざまな入門書を買って眺めています。

この本は、水環境のおはなしから一歩進んで、「水をみがく技術」「排水をきれいにする技術」の紹介が中心です。

ろ過・凝集・加圧・殺菌・イオン交換・逆浸透膜…水をみがく技術だけでもたくさんの種類・工程があるようです。

日刊工業新聞社のこのシリーズ、興味深い分野が多いので、何冊か買っています。

「トコトンやさしい水処理の本」オルガノ(株)開発センター編 日刊工業新聞社 2009 ¥1400

2010-12-17

トコトンやさしいバイオエタノールの本Add Star

エコプロダクツ2010にて、東京農業大学のブースを覗いたところ、間伐材からバイオエタノールをつくる、という説明を受けました。
「バイオエタノールというと、穀物から作るんですよね? 木はセルロースで堅そうなイメージがあるので、微生物によってバイオエタノールを作るのは難しいんじゃないですか?」と質問したところ、実はセルロースからバイオエタノールを作る技術はすでに確立されているとのことです。

そこで、日刊工業新聞社の「トコトンやさしい」シリーズである本書を買ってみました。セルロースからバイオエタノールをつくることは、技術的にはもう当たり前のことのようです。
セルロースも炭素原子Cを含む「糖」の一種で、分解されてグルコースとなり、微生物によってエタノールとなるらしいですね。このようなバイオエタノールの製造方法についても詳しく説明しています。

専門的な、かなりつっこんだ内容がわかりやすく書いてあります。ちなみに同じシリーズで「トコトンやさしい水処理の本」も買いました。

「トコトンやさしいバイオエタノールの本」 坂西欣也(他3名)編著 日刊工業新聞社 2008 ¥1470

2010-12-14

図解新エネルギーのすべてAdd Star

環境の展示会「エコプロダクツ2010」に行ってきました。3日間で18万人以上を集める、日本でも最大規模の環境イベントです。

「東京農業大学 山村再生支援センター」のブースに立ち寄りました。木材などのバイオマス(生物資源)から、バイオエタノールを作り出す研究をしているそうです。また、バイオエタノール製造に関し、大学や研究機関が持っている特許の(製造業者との)マッチングも行っているそうです。

タイトルの本は、バイオエタノールなど、石油(などの化石資源)に代わる新エネルギーについて網羅的に解説しています。太陽・風力・地熱エネルギーはもちろん、バイオマスや廃棄物のエネルギーまで。
解説がちょっと専門的ですが、近年の新エネルギーの動向を知るという点でお勧めです。

びっくりしたのは、「海洋温度差エネルギー」といって、海水表面と深さ1000メートルくらいの深海との温度差を利用して発電する方法があるそうです。想像力のはるかかなたを行っている感じがします。

「図解 新エネルギーのすべて」改訂版
社団法人化学工学会 SCE・Net 編  工業調査会 2009 ¥3200

2010-06-04

「理系なら知っておきたい化学の基本ノート」Add Star

最近環境分野に興味を持つようになりましたが、環境に関する記事などを見るにつけ、化学や物理の基礎知識は不可欠だと思うようになりました。

そこで本屋さんで見つけたのが、この「理系なら知っておきたい化学の基本ノート 物理化学編」です。
理系の大学一年生向けの本、と申しましょうか。読みやすくて本格的です。同じ「理系なら知っておきたい」シリーズで「無機化学編」も買ってしまいました。

それにしても最近は、大学レベルでありながら易しく書かれているという入門書がたくさんありますよね。本は安いのだから、あとはやる気だけ、と思っています。

「理系なら知っておきたい化学の基本ノート 物理化学編」
岡島光洋 著 中経出版 2003  ¥1680

2010-05-17

「スマートグリッド」Add Star

「スマートグリッド」

低炭素社会を目指す、ということで電気などのエネルギーにも関心を持つようになりました。
ここで陥りやすいのが、「発電時に二酸化炭素を大量に排出する火力発電は悪で、太陽光や風力などの発電は善である」という考え方です。
話はもうそんな単純なものではぜんぜんなさそうです。

太陽光発電は、自然界の影響を大きく受け、その結果供給できる「電気の品質」が不安定となることもあるらしいです。
そしてその問題を解決するひとつの方法として、「情報通信技術の活用で、リアルタイムに効率よく、高品質の電気を供給する」=スマートグリッドがあります。

この本はスマートグリッドについて、わかりやすく書かれた専門書なのでお勧めです。
霞が関政府刊行物センターでも売れ行きがよいそうですよ。

電気新聞ブックス エネルギー新書 「スマートグリッド」
横山明彦著 (社)日本電気協会新聞部 2010 \945

2010-05-09

「改正省エネルギー法とその対応策」Add Star

改正省エネルギー法の本

最近にわかに関心が高まっている「省エネルギー法」(エネルギーの使用の合理化に関する法律)。
この本は、サブタイトルに「グリーン企業・グリーン市民になるための基礎知識」とあるように、改正省エネルギー法の入門書です。
省エネルギーに関連する法律・制度・技術のエッセンスが解説されています。

個人的にはもう少し詳しい解説が欲しいところですが、入門書としてはお勧めの本です。

「改正省エネルギー法とその対応策」 福田遵著 日刊工業新聞社 2009 \1680

2010-05-08

「市民のための環境講座」Add Star

環境問題の分野は非常に広いです。公害問題・自然保護・廃棄物・そして地球環境……。
この本は、環境に関連する各テーマにつき、大学の講義レベルの市民講座として企画された環境講座の記録です。
上巻・下巻の2分冊で、環境に関する歴史・思想から公害・リサイクル・環境教育から環境経済学まで網羅されています。
惜しむらくは、1997年の初版で入手しにくいことです。個人的にも、買ったのはもう何年も前のことなのに、あまり読み込んでいなかったことが悔やまれます。
もし今でも入手できるなら、環境問題の基本を理解するための本として、お勧めします。

「市民のための環境講座」上巻・下巻各¥2100
日本環境教育フォーラム・安田火災海上保険 編 中央法規 1997

2010-05-01

明日の水は大丈夫?Add Star

明日の水は大丈夫?

環境の本を紹介します。
環境への強い関心を持つきっかけとなった本のうちの一冊です。

この本では、バケツ一杯=10リットルの水をめぐって、生活に必要な水から、仮想水(バーチャルウォーター)、地球全体の水資源、そして水のスマートな使い方まで、易しく説明しています。

環境問題を「自然環境」「生活環境」「地球環境」に分けることができたとしましても、「水資源」の問題は、生活環境から地球環境までの広い範囲に関わることが理解できます。

「明日の水は大丈夫?」 橋本淳司 著 技術評論社 2009 \1480

 

 

 

2013-10-20 「建築をつくる。人をつくる。」

f:id:kuwata3:20130920231252j:image

もう一冊、建築に関する本です。
日本・世界の災害地に提供する住宅を設計・建築することで災害復興を行う建築家の本です。

災害が起きた直後の「命の確保」「衣・食の確保」そして「住の確保」なくしては復興にさえ進めない、ということだろうと思います。

こちらはまだ全部は読んでいませんが、先に紹介した「地域社会圏主義」と同様、建築を通して社会を変えていく専門家の姿勢に感動します。

「Voluntary Architect’s Network 建築をつくる。人をつくる。―ルワンダからハイチへ」坂 茂+慶應義塾大学SFC坂茂研究室 INAX出版 2010 ¥2500

(行政書士桑田優)

2013-10-20 「地域社会圏主義」

建築に興味を持っていますが、建築の本といえば、カリスマ建築家というイメージがありまして、あまり読む機会もありませんでした。

ところが最近買った「地域社会圏主義」という本、2日間で一気に読んでしまいました。
この本は、建築=住宅を通じて、日本の住宅政策、そして日本人の「暮らし」を変える可能性を持つ「地域社会圏」という考え方を提案しています。
背景には、近年の急速な少子高齢化、若い世代の暮らしと意識の変化、いろいろな要因があると思います。

具体的には、プレハブのユニットを組み合わせて、個人の空間を確保しながら、より一層隣近所・コミュニティに開かれた空間も持つ集合住宅…って一言で説明するのはなかなか困難です。

ユニットを集めた建築物、で思い出したのが、建築の「メタボリズム」と「中銀カプセルタワービル」です。
隣近所に開かれた空間で思い出したのは、日本家屋の「縁」(縁側という言葉ありますよね)でしょうか。

あと、すごいと思ったのは、提案するだけでなく大学の研究室や建築家・学者と議論を重ね、実際に模型を作ってしまうところです。本自体も、イラストを多用して「考え方」をわかりやすく説明しています。

「地域社会圏主義」山本理顕 INAX出版 2012 ¥2300

2013-09-20  「リハビリテーションビジュアルブック」

f:id:kuwata3:20130920230908j:image:w360
こんばんは、行政書士桑田優です。

医学の専門書って本当に高い…のですが、ここ4~5年、専門書である割には高くない参考書が出るようになって、助かります。

この本は、「高次脳機能障害」のリハビリテーションについて調べるために買いました。
ひとつのテーマにつき、4ページ程度で簡潔に説明していますが、十分専門的です。

と、偉そうに紹介していますが、ぼく自身リハビリの専門家「理学療法士」と「作業療法士」の区別がつきません。 「国際福祉機器展」で、理学療法士会のブースで高次脳機能障害のリハビリテーションについて質問したら、「作業療法士のブースで聞いて下さい」と言われました。

それはさておき、行政書士として成年後見に関わる場合には脳血管障害などの「疾患に対するリハビリ」、また寝返り・起き上がり・立ち上がりなどのADLに関わるリハビリの記述が参考になります。

交通事故相談業務であれば、脊髄損傷などの項目が参考になるでしょう。
これらの相談対応のスキルを上げるためにも、この本はお勧めです。

「リハビリテーションビジュアルブック」落合慈之監修・稲川利光編集 学研マーケティング発売 2012 ¥3000

2013-04-13 科学技術週間

毎年4月の「科学技術週間」では、国立(といいますか独立行政法人といいますか)の研究所が一般公開されます。
今年(平成25年)は4月15日から4月21日とのことです。

昨年、つくば研究学園都市での一般公開に初めて足を運び、「森林総合研究所」と「動物衛生研究所」の2か所を回りました。

動物衛生研究所に行ったのは、口蹄疫のことを知りたかったからです。
口蹄疫や鳥インフルエンザなど、動物衛生に関するかなり詳しい展示がされていて、研究員の皆さんから直接説明を受けることができます。かなり詳しく教えていただきました。

見学者は家族連れが多く、おじさん一人というのは場違いでしたが、研究員の皆さんも、子供さんの相手ばかりでなく「専門分野を聞きたおすおじさん」がいて(自分のこと)、退屈しなかったのではないかなと勝手に思っています。

動物衛生研究所でアンケートに答えたあともらった景品は、口蹄疫ウイルスのペーパークラフトでした。ちょっとシュールです。

今年の一般公開は19日と20日に集中しているようですが、「科学技術週間」のサイトの「お知らせ」欄にある「つくばの研究機関一般公開」のページを開くと、ガイドブックがダウンロードできます。

2013-03-20 薬事法・薬剤師法解説

f:id:kuwata3:20130309161900j:image

薬事法が関係する許可申請は、医薬品の製造のみならず、医薬品の販売・医療器具・化粧品にいたるまで、広範囲にわたります。
そして、薬事法に関する許可・届出も、厚生労働大臣や都道府県知事に行うものであるので、行政書士の業務となります。

この本は、薬事法及び関係法令のコンメンタール(条文の解説書)です。また、GMP(製造管理及び品質管理の基準省令)など重要省令も収録されています。
薬事関係の相談を受ける行政書士には必須の本といえるでしょう。

なお、ぼくが買ったのは平成14年の薬事法大改正を踏まえた第15版ですが、2013年3月現在では第23版となっています。

「薬事法・薬剤師法 毒物及び劇物取締法解説」薬事日報社 ¥3800

2013-03-17 よくわかる最新通信の基本としくみ

毎日使っているものでも、そのしくみは実はほとんど知らなかった、というものはよくありますよね。その最たるものはパソコンでしょうか。

パソコンと切っても切れない「通信」について興味を持ったので、この本を買ってみました。
ブロードバンド通信のことや、携帯電話のことまで書いてあり、興味深いものでした。

もっとも、ICT(情報通信技術)は進歩が速いので、本の内容もすぐ古くなってしまうかも知れません。

「よくわかる最新通信の基本としくみ 第3版」谷口功著 秀和システム 2011 ¥1470

2013-03-09 「現場がわかる! 電気工事入門」

f:id:kuwata3:20130309162953j:image

むかしから、いろいろな専門分野に興味を持って、買い集めた本を眺めてきました。

最近、興味分野の傾向が変わって来たような気がします。
以前は、法律以外の分野では「福祉や心理」に強い関心を持っていました。もちろん今でも持っています。

ところが震災をきっかけに、より実践的な分野への関心を持つようになりました。
電気への関心を持つようになったのは、節電→発電→電気 という流れです。

この本は、かわいいイラストにつられて買ったのですが、電気工事の現場が本当にわかりやすく書かれていて、とても興味深いものです。
おかげで電柱やマンション(の電気系統)を見る目が変わりました。

それにしても、この本の表紙には「電太(主人公の名前)と学ぶ初歩の初歩」とあります。これだけ専門的な内容で「初歩の初歩」ですからすごいです。

「現場がわかる!  電気工事入門」電気と工事編集部 編 オーム社 2011 ¥1500

2013-02-23 トコトンやさしい水処理の本

ここ2~3年、自然科学にも興味を持つようになって、さまざまな入門書を買って眺めています。

この本は、水環境のおはなしから一歩進んで、「水をみがく技術」「排水をきれいにする技術」の紹介が中心です。

ろ過・凝集・加圧・殺菌・イオン交換・逆浸透膜…水をみがく技術だけでもたくさんの種類・工程があるようです。

日刊工業新聞社のこのシリーズ、興味深い分野が多いので、何冊か買っています。

「トコトンやさしい水処理の本」オルガノ(株)開発センター編 日刊工業新聞社 2009 ¥1400

2010-12-17 トコトンやさしいバイオエタノールの本

エコプロダクツ2010にて、東京農業大学のブースを覗いたところ、間伐材からバイオエタノールをつくる、という説明を受けました。
「バイオエタノールというと、穀物から作るんですよね? 木はセルロースで堅そうなイメージがあるので、微生物によってバイオエタノールを作るのは難しいんじゃないですか?」と質問したところ、実はセルロースからバイオエタノールを作る技術はすでに確立されているとのことです。

そこで、日刊工業新聞社の「トコトンやさしい」シリーズである本書を買ってみました。セルロースからバイオエタノールをつくることは、技術的にはもう当たり前のことのようです。
セルロースも炭素原子Cを含む「糖」の一種で、分解されてグルコースとなり、微生物によってエタノールとなるらしいですね。このようなバイオエタノールの製造方法についても詳しく説明しています。

専門的な、かなりつっこんだ内容がわかりやすく書いてあります。ちなみに同じシリーズで「トコトンやさしい水処理の本」も買いました。

「トコトンやさしいバイオエタノールの本」 坂西欣也(他3名)編著 日刊工業新聞社 2008 ¥1470

2010-12-14 図解新エネルギーのすべて

環境の展示会「エコプロダクツ2010」に行ってきました。3日間で18万人以上を集める、日本でも最大規模の環境イベントです。

「東京農業大学 山村再生支援センター」のブースに立ち寄りました。木材などのバイオマス(生物資源)から、バイオエタノールを作り出す研究をしているそうです。また、バイオエタノール製造に関し、大学や研究機関が持っている特許の(製造業者との)マッチングも行っているそうです。

タイトルの本は、バイオエタノールなど、石油(などの化石資源)に代わる新エネルギーについて網羅的に解説しています。太陽・風力・地熱エネルギーはもちろん、バイオマスや廃棄物のエネルギーまで。
解説がちょっと専門的ですが、近年の新エネルギーの動向を知るという点でお勧めです。

びっくりしたのは、「海洋温度差エネルギー」といって、海水表面と深さ1000メートルくらいの深海との温度差を利用して発電する方法があるそうです。想像力のはるかかなたを行っている感じがします。

「図解 新エネルギーのすべて」改訂版
社団法人化学工学会 SCE・Net 編  工業調査会 2009 ¥3200

2010-06-04 「理系なら知っておきたい化学の基本ノート」

最近環境分野に興味を持つようになりましたが、環境に関する記事などを見るにつけ、化学や物理の基礎知識は不可欠だと思うようになりました。

そこで本屋さんで見つけたのが、この「理系なら知っておきたい化学の基本ノート 物理化学編」です。
理系の大学一年生向けの本、と申しましょうか。読みやすくて本格的です。同じ「理系なら知っておきたい」シリーズで「無機化学編」も買ってしまいました。

それにしても最近は、大学レベルでありながら易しく書かれているという入門書がたくさんありますよね。本は安いのだから、あとはやる気だけ、と思っています。

「理系なら知っておきたい化学の基本ノート 物理化学編」  岡島光洋 著 中経出版 2003 ¥1680

2010-05-17 「スマートグリッド」

低炭素社会を目指す、ということで電気などのエネルギーにも関心を持つようになりました。
ここで陥りやすいのが、「発電時に二酸化炭素を大量に排出する火力発電は悪で、太陽光や風力などの発電は善である」という考え方です。
話はもうそんな単純なものではぜんぜんなさそうです。

太陽光発電は、自然界の影響を大きく受け、その結果供給できる「電気の品質」が不安定となることもあるらしいです。
そしてその問題を解決するひとつの方法として、「情報通信技術の活用で、リアルタイムに効率よく、高品質の電気を供給する」=スマートグリッドがあります。

この本はスマートグリッドについて、わかりやすく書かれた専門書なのでお勧めです。
霞が関政府刊行物センターでも売れ行きがよいそうですよ。

電気新聞ブックス エネルギー新書 「スマートグリッド」横山明彦著 (社)日本電気協会新聞部 2010 ¥945

2010-05-09 「改正省エネルギー法とその対応策」

最近にわかに関心が高まっている「省エネルギー法」(エネルギーの使用の合理化に関する法律)。
この本は、サブタイトルに「グリーン企業・グリーン市民になるための基礎知識」とあるように、改正省エネルギー法の入門書です。
省エネルギーに関連する法律・制度・技術のエッセンスが解説されています。

個人的にはもう少し詳しい解説が欲しいところですが、入門書としてはお勧めの本です。

「改正省エネルギー法とその対応策」 福田遵著 日刊工業新聞社 2009 \1680

2010-05-08 「市民のための環境講座」

環境問題の分野は非常に広いです。公害問題・自然保護・廃棄物・そして地球環境……。
この本は、環境に関連する各テーマにつき、大学の講義レベルの市民講座として企画された環境講座の記録です。
上巻・下巻の2分冊で、環境に関する歴史・思想から公害・リサイクル・環境教育から環境経済学まで網羅されています。
惜しむらくは、1997年の初版で入手しにくいことです。個人的にも、買ったのはもう何年も前のことなのに、あまり読み込んでいなかったことが悔やまれます。
もし今でも入手できるなら、環境問題の基本を理解するための本として、お勧めします。

「市民のための環境講座」上巻・下巻各¥2100 日本環境教育フォーラム・安田火災海上保険 編 中央法規 1997

2010-05-01 明日の水は大丈夫?

明日の水は大丈夫?

環境の本を紹介します。
環境への強い関心を持つきっかけとなった本のうちの一冊です。

この本では、バケツ一杯=10リットルの水をめぐって、生活に必要な水から、仮想水(バーチャルウォーター)、地球全体の水資源、そして水のスマートな使い方まで、易しく説明しています。

環境問題を「自然環境」「生活環境」「地球環境」に分けることができたとしましても、「水資源」の問題は、生活環境から地球環境までの広い範囲に関わることが理解できます。

「明日の水は大丈夫?」 橋本淳司 著 技術評論社 2009 \1480

(2014年6月22日移転掲載)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA