経営・FPの本

 

2014-01-12 FP協会の継続教育

本年最初の書き込みです。

日本FP協会に「継続教育」という制度があります。
AFPとして入会しているので、指定された研修等を受けることにより「2年間で15単位」取る必要があります。

単位が付与される研修等は広く設定されています。協会主催の講演会はもちろん、月刊誌の会報に2か月ごとに載る「継続教育テスト」、自主勉強会=スタディーグループへの参加から、提携会社の通信教育まで…。

「2年間」の期限が12月末だったのですが、15単位中わずか3単位しか履修せず、残り1か月で12単位履修する羽目に…。 そこで、年末の多忙な時期に、講演会1回参加+会報の継続教育テスト3回でクリアしました(たぶん)。

これをきっかけに、2014年はFP業務の勉強に、さらに力を入れようと思うのでした。 (まぁ会報の継続教育テストも有料なので、「協会や関連業界にさらにお金が入るしくみ」と言えなくもないのですが)

本年もよろしくお願いします。(行政書士桑田優)

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2013-11-15 「経営学の基本がきっちりと理解できる本」

前回紹介しました入門書、「経営学のことが面白いほどわかる本」の「次のステップ」といえる内容の本です。

すなわちマーケティング、生産管理、ロジスティクス、財務・会計、組織・人事管理、情報管理、経営戦略、リーダーシップのそれぞれについて易しく説明していました。

この本は、経営戦略論・経営組織論・経営管理論といった、それぞれ研究対象となるような分野の入門書、といった印象です。
「SWOT分析」など、いろいろな経営分析の手法まで解説しています。

入門書として、いきなりこの本を読んでも良いでしょう。
とにかく、今いちばん頻繁にページを繰っている本です。

「経営学の基本がきっちりと理解できる本」土方千代子・椎野裕美子著 秀和システム 2012 ¥1800

2013-11-03 たぶん一番易しい、経営学の入門書

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経営学の入門書でお勧めの本です。

まず最初に「効用とコストの関係」で「顧客が欲する価値」が決まり、 顧客満足とゴーイング・コンサーンという「企業の価値」を説明し、 経営(学)8つのジャンル―
○マーケティング
○生産管理
○ロジスティクス
○財務・会計
○組織・人事管理
○情報管理
○経営戦略
○リーダーシップ
について説明しています。

経営学のことをこれ以上易しく書いた本は他にないのでは、と思います。
2004年の初版で、ぼくが買ったのは2010年の11刷です。それだけロングセラーということですね。

「経営学のことが面白いほどわかる本」笠原英一著 中経出版 2004 ¥1400

 

2013-11-02 「経営と法」

きょう11月2日は、「神保町ブックフェスティバル」に行ってきました。
11月4日まで同時開催の神田古本まつりは「靖国通り」にワゴンが並び、神保町ブックフェスティバルは通り一つ南側の「神田すずらん通り」で開催されます。

例年立ち寄る「中央経済社」のブース、最近「経営・会計」分野に興味があることから、今年もじっくり選びました。

この本は大学学部生向けの教科書です。法律と経営に関する専門用語を、見開き2ページで解説しています。

確かに入門書ではあるのですが、民法の分野でも「継続的契約」や「サブリース」、会社法分野では「株式の公開買付け」など、自分が習った記憶のない新しい用語について解説しています。
国際取引や税法、さらに経営学の各分野まで解説されています。
いろいろなジャンルを知るきっかけになりそうな本です。

「経営と法 学びのエッセンス」第2版 井形浩治・池島真策・北村實編集代表、中央経済社 2012 ¥3000

2013-11-02 「実況 アカウンティング教室」

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「神田古本まつり」に行ってきました。初日の10月26日は雨だったので、その翌日、27日のことです。

地下鉄神保町駅の出口のすぐ近くに「新刊5割引」のコーナーがあり、例年このコーナーを中心に見ています。(ほとんどのワゴンは、小説や趣味の古本が多いので、時間がある年だけ見ています。)

そこで見つけたのがこの本です。
「実況 アカウンティング教室」は、数字を使わずに「管理会計」の考え方について書かれた本です。
会社の業績を「見える化」するために、KPI(重要業績指標)を適切に設定して評価することの大切さが説明されています。

興味ある内容だったので、2日で読み終えてしまいました。
「知的資産経営支援」に興味のある行政書士の皆さんにもお勧めです。

「実況 アカウンティング教室」グロービス著 嶋田毅執筆 PHP研究所 2013 ¥1400

2013-10-26 保険法の入門書

「リスク」とは一般的に「危険」のことを意味しますが、「リスクマネジメント」の世界では、危険という概念よりもかなり広く、「あることがらが起こりうる可能性」のことを指すようです。

「リスクマネジメント」に関する講演会でもらった資料に、リスクマネジメントを勉強するにあたっては、伝統的な保険法・経営工学の理論も必要である、という趣旨の記載がありました。

そこで保険法の入門書を買いました。
本書の冒頭、10ページ行くか行かないかの内に、

○保険契約者(保険に加入する人)の払う保険料の対価は、「保険事故が発生すれば保険料を支払う」という保険会社の「危険負担」である
とか、
○保険事故が起こらなければ保険料が一見無駄になったようだが、保険事故(たとえば火災)によるリスクをヘッジするのに役立った
など、
特有の考え方がいくつも書かれていて、勉強になります。

「保険法 第3版」山下友信、竹濵修、洲崎博史、山本哲生著 有斐閣アルマシリーズ 2010 ¥2100

 

2013-09-24 「無形の強みの生かし方」

こんばんは、行政書士桑田優です。

東京都行政書士会で実施する、「知的資産経営支援」の研究会に入ることになりました。

知的資産経営というのは、
企業が持つ「強み」(他社に対する優位性)を把握し伸ばすことにより、企業の競争力を高め、事業の安定・発展を目指す経営―と理解しています。

企業の持つ強みは、財務諸表に現れるものばかりではなく、経営理念・伝統・ノウハウなどの「無形の強み」も含まれます。

従来「可視化」されにくかったこれら「無形の強み」を把握することにより、顧客・金融機関などのステークホルダー(利害関係者)からの評価をあげることにつながります。

この本は、知的資産経営の考え方、「無形の強み」を把握する方法から「知的資産経営報告書」の概要まで解説しています。
知的資産経営支援のための入門書としてお勧めです。

「無形の強み」の活かし方 中森孝文著 経済産業調査会 2009 ¥1600

2013-09-01 「はじめて学ぶ金融のしくみ」

こんばんは。

金融商品取引法について勉強する必要が出てきましたが、その前に金融の基本に触れておく必要があるのではないかと思い、買ってみました。

この本は、経済学をベースとしながら金融政策と金融システムについて説明しています。
入門書として易しい本は他にいくつもあるでしょう。しかし「この数値が上がれば他の特定の数値が下がる」といったような暗記物ではなく、基礎をきちんと理解する上で必要なことがらが書かれているものと思われます。

…でもやっぱり専門用語が多そうです。

「はじめて学ぶ金融のしくみ」第3版(現在第4版) 家森信善著 中央経済社 2011

(行政書士桑田優)

2013-06-24 「遺産分割協議書作成マニュアル」

もう一冊、遺産分割協議に関する参考書を紹介します。

この本は、単に遺産分割協議書の作成見本とその解説が載っているだけ、ではありません。
「分割協議での問題点」という解説欄で、問題点と対応を簡潔にまとめています。

例えば、
「生前、土地建物の贈与があったと認めるか」
→贈与契約の成立を確認

「生前贈与を認める場合、特別受益となるか」
→「なる場合、特別受益の価格(土地建物の価格)はいつの時点か」

…など、私たちが相談を受けるときに必要な「場合分けの技術」を学ぶことができる参考書だと思います。

「遺産分割協議書作成マニュアル」永石一郎、鷹取信哉、下田久 著  新日本法規 2012 ¥4935

2013-06-19 「遺産分割実務マニュアル」

相続手続に関する本を買う場合には、相続手続の流れを把握するための本を1~2冊買って読み、あとは個別に詳述してある専門書を参考にする、という方法が良いと思っています。

一般向けの相続の本を何冊も買ったところで内容は似ていますし、相続の専門書でも、結構内容がだぶったりしているものです。

表記の本は、遺産分割手続に関する参考書です。
弁護士向けではありますが、私たちとしましても、例えば「審判前の保全処分」については知識として知っておく必要があります。
また、遺産分割に関する「相談と受任」について書かれていることも参考になります。

「改訂 遺産分割実務マニュアル」東京弁護士会法友全期会相続実務研究会編 ぎょうせい 2006 ¥3714

2013-02-08 「FP入門 for Students」

「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」という資格を持っています。昨年「日本FP協会」に入会し、同協会が付与する「AFP」の登録もしています。

ところが、資格(検定)というのは、取ったあとの勉強の方が大変なんですよね。
「合格」という目標は見えませんし、書店に行ってもFP「試験」の本はたくさんありますが、「合格後の参考書」というのは、年金とか保険とか税金とか不動産とか、それぞれのジャンルで自ら探さなければなりません。

「ファイナンシャル・プランニング入門 for Students」という本を買った理由は、合格後に基礎知識を手軽に素早く確認するのに便利だと思ったからです。

この本はおそらく学生向けに、FPの資格を普及させるための本だと思いますが、学生向けの文章は「序章」だけで、保険や税金などの各制度の解説は、合格後の参照にも充分耐えうるレベルの記述だと思います。

「ファイナンシャル・プランニング入門 for Students」第2版 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会編 日本FP協会 2012 ¥1470

(2014年6月29日移記)